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大雪の冨士浅間神社と須走

去る2月14日から15日にかけて降り続いた雪は、地元の齢九十の御老人が言うに、初めての豪雪であったという。
太平洋側で比較的温暖な気候にある静岡県において、当社が鎮座する小山町須走地区は霊峰・富士山の麓にあると共に、山梨県との県境・山間にあることから、御殿場市以上の積雪地帯である。
筆者の須走歴は30年弱とそれほど長い訳ではないが、小学生の頃にも大雪になった記憶があり、そのときには学校が休校となり、雪が止むや否や近所の友人たちと空き地でそり遊びをしたことは、いまでもよく覚えている。

今回の大雪は、その前の週に続けての大雪であったが、天気予報を見る限りは同程度の雪であると考えた。
しかし、その予想は見事に裏切られ、観測史上最大の大雪となったのである。
テレビ報道などでは山梨県の孤立状況が多く伝えられていたが、実はこの須走地区も陸の孤島と化し、孤立状況にあった。
県道はおろか主要の国道138号線も御殿場・須走・山梨間では通行止となった。電車がなくバスしか公共手段の無いこの地区にあっては、この段階ですでに孤立していたのである。

先ず15日、筆者は出社しようとするも、そもそも自宅の玄関は吹き溜まりの関係もあってなかなか開かず、やっとの思いで出ても、やはり吹き溜まりの関係で1m50の積雪はあるだろう住宅街の道を匍匐前進で越えて、ようやく本通りに出て歩行が可能となるような状況であった。
平時の倍以上の時間を掛けて出社してみれば、やはり神社も吹き溜まりとなっており、そこかしこで2m近い積雪が見られた。

その後、須走地区では区長会により災害対策本部が立ち上げられ、小山町を通じて陸上自衛隊に派遣要請が行われ、急ピッチでの復興作業が行われた。
数日の内に多くの道路の雪は除雪され、建設業者等の連携もあり、早々に国道も開通することとなった。
災害派遣で来て頂いたのは、地元。陸上自衛隊・富士駐屯地内の部隊・冨士教導団などを始め、御殿場市の滝ケ原駐屯地などの部隊も駆けつけて頂いた。

自衛隊による除雪作業が進められる中で、区長会はじめ交番や消防署、須走彰徳山林会なども多大なる活動をされ、さらには地元の小山町消防団・第七分団の方々も、あちこちに飛んで活動をされていた。さらには、当社の参道の除雪をして頂き、しばらくは本殿まで行くことも出来なかった参道が、見事に開通する運びとなったのである。
この場をお借りして、多大なる御尽力、比類なきお力添えを頂いた皆様方・各団体様に、心より感謝の言葉を申し上げる次第である。

3月3日現在の当社は、続いた温かい天気や雨によって雪が解け始めており、とくに参道や遊歩道などは全てが見えるほどに至っている。さらに、昨日2日には氏子青年会と消防団第七分団により除雪作業が行われ、苦慮していた休憩所周辺や本殿前、末社参道の拡幅などが行われた。この場をお借りして、改めて御礼を申し上げたい。

数十年に一度とも言われる自然災害は、対策を立てようにも準備しようにもなかなかに、十分な対応が出来ないものである。しかしながら、こうした雪害に対する国家予算は、実は民主党政権の時代に削られていたのである。民主党政権を批判する訳ではない。いつ来るか分からない自然災害に対し、少しくらいなら……と備えの手を緩めてしまうことは、人間誰にでもあることであろう。確かに、どれだけの準備を行うべきかというのが計りづらいのが自然災害であるが、備えあれば憂いなし、対策にし過ぎることはないのである。
ぜひ、いまの自民党政権には改めて雪害はじめ自然災害への予算というものの在り方を熟慮して頂くとともに、また我々一般人にあっても、しっかりとした準備・予備知識をもって、自然の驚異に備えたいものである。
それが、日本人が古来より育んできた「自然との共生」という文化の在り方ではないだろうか。

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プロフィール

富士山東口本宮 冨士浅間神社

Author:富士山東口本宮 冨士浅間神社
桓武天皇の時代・延暦21(802)年、富士山東脚が噴火し、雷鳴・地震が終日止まず人々恐れおののいて仕事も手につかない日々が続いた。

依って国司郡司が人々の憂いを憐れみ、鎮火の祈願を行うために富士山東面・須走の地(現在の社地)に斎場を設け、祭事を行った。

すると、翌年4月初申の日に噴火がおさまった。そして、平城天皇の時代・大同2(807)年、その鎮火祭の跡地(現在の社地)に鎮火の御礼のため神を祀ったと伝える。

当社は、富士山須走口登山道の起点となる「富士山東口(=須走口)本宮 冨士浅間神社」である。
氏子を始め富士山を信仰する人達、富士山を登拝する人々の深い崇敬を集めている。

御祭神は、鎮火・子授・安産・子育の女神・木花咲耶姫命。
合わせて、大己貴命・彦火火出見命の2柱を祀る。

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