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平成27年 開山式前夜祭 開催

去る6月30日、当社では夏越大祓の後、氏子青年会主催「開山式前夜祭」が開催された。
前夜祭という名前ではあるが、祭事・神事は無く、7月1日(本来の富士山の山開きの日)の前日に山開きをお祝いするためのお祭り事として開催されている。

夕方5時から出店が始まり、焼き鳥屋やおもちゃ屋の出店が並ぶ中で、神社では祭事のときの恒例となりつつある「縁むすび」を、氏子青年会では「つくね」「わたがし」を販売し、前夜祭に華を添えた。
又、社務所講堂でも恒例の催しとして、無料で参加出来る「お茶会・琴の演奏」が行われた。とくにお茶の先生・亭主は秋の紅葉祭でもお世話になる外川宗博様であり、貴重な和の文化に触れようと多くの方が足を運び、抹茶や和菓子に舌鼓をした。

夕方6時半には、締め括りとして「福餅撒き」社殿前にて行われた。「夏越大祓で身を清め、本来であれば明日からの富士山山開きですので、お餅を撒いて山開きをお祝いして、そのお餅やお菓子で皆さんがも無事に過ごせることをお祈りします」との氏子青年会長の挨拶の後、宮司や氏子会長らにより福餅が撒かれ、集まった子供たちがお餅をもらおうと大声と笑い声をあげていた。

氏子青年会の皆様には、開山式の関係(1日なのか10日なのか、前夜祭は30日なのか9日なのか)などで多大な御迷惑を昨年より掛けているが、昨年に引き続いて本年も無事に開催されたことを、有り難く思う次第である。
又、お集まり頂いた皆様にも、感謝を申し上げる次第である。

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富士山東口本宮 冨士浅間神社

Author:富士山東口本宮 冨士浅間神社
桓武天皇の時代・延暦21(802)年、富士山東脚が噴火し、雷鳴・地震が終日止まず人々恐れおののいて仕事も手につかない日々が続いた。

依って国司郡司が人々の憂いを憐れみ、鎮火の祈願を行うために富士山東面・須走の地(現在の社地)に斎場を設け、祭事を行った。

すると、翌年4月初申の日に噴火がおさまった。そして、平城天皇の時代・大同2(807)年、その鎮火祭の跡地(現在の社地)に鎮火の御礼のため神を祀ったと伝える。

当社は、富士山須走口登山道の起点となる「富士山東口(=須走口)本宮 冨士浅間神社」である。
氏子を始め富士山を信仰する人達、富士山を登拝する人々の深い崇敬を集めている。

御祭神は、鎮火・子授・安産・子育の女神・木花咲耶姫命。
合わせて、大己貴命・彦火火出見命の2柱を祀る。

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