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【東口登山紹介1】富士山頂について

過日、当社禰宜が行いました、須走口での富士登山に際し、各所をtwitter・Facebookにて御紹介・御案内させて頂きました。
今回のブログでは、これに関連する記事を今日から3日間に掛けて更新させて頂きますので、ぜひお付き合い下さいませ。


先ず、第1回目の今日は、当日おざなりになっていた頂上の様子を御紹介させて頂きます。
今回の登山では残念ながら天候に恵まれなかったため、写真は以前のものを引用しながら紹介させて頂きます。

須走口から登っていき、九合目胸突・迎久須志之神社を越えていくと、両脇に狛犬がいる鳥居が見えてきます。これを潜ったところが須走口頂上となります。
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よくメディア等では吉田口頂上と紹介されますが、正しくは「須走口・吉田口頂上」であります。
登山道としては山小屋様の数や登山者数から見て取れるように、吉田口が大変著名ですが、信仰の歴史を重きを置くと、須走・吉田が合流する八合目よりも上である九合目に鎮座する神社を、当社が古来より管理していた点がその理由であります。
いずれにしましても、順序はともかくとしまして、ぜひ「須走口・吉田口」と併記した記載・思い出の記録にして頂ければありがたいなと存じます。

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頂上に着くと、先ず目に入るのが富士山本宮浅間大社の東北奥宮・久須志神社です。富士宮口頂上に鎮座する頂上奥宮の末社でありますが、記録によればかつては当社の神主により管理されておりました(現在は関係ありません)
到着したら、先ずこちらに参拝致しましょう。御朱印や金剛杖への刻印をお受け出来ます。

尚、奥宮・久須志神社の御例祭は、ともに8月15日に斎行されており、世界の平和と日本国の弥栄が祈念されております。

又、神社の隣には山小屋様が軒を連ねており、当社の氏子様などが切り盛りされております。

須走口頂上から約20分歩きますと、富士宮口頂上である頂上奥宮に着きます。
こちらでも参拝し、浅間大神様に御挨拶致しましょう。

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久須志神社同様、こちらでも御朱印や刻印をお受け出来ます。
出来ましたら、奥宮と久須志神社の両方を戴きたいところです。
奥宮は本年に改修が終了し、先日に竣功祭が執り行われました。
これに合わせ標柱も新たにされ、富士宮口の鳥居も新たに建立されました。
ちなみに、こちらの鳥居は麓の浅間大社にてお祓いした後、バラして頂上まで上げ、再度組み立てたとのことです。

又、奥宮の周りには山頂郵便局や山小屋様があります。

さらに、ここから約20分、「馬の背」と呼ばれる急勾配を登って行くと、日本最高峰・剣ヶ峰に着きます。この剣ヶ峰の地点が、富士山の高さとして有名な3776mとなります。

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こちらには標柱がありますので、登山記念の写真撮影場所として人がよく訪れます。
又、その傍らにありますが、かつての富士山頂測候所です。
現在では測候所としては機能しておりませんが、NPO等により山岳・高地での研究場所として使用されております。

そして、剣ヶ峰から約60分かけて歩くと、元の須走口頂上に着きます。

山頂の噴火口である大内院の縁を1周することが、いわゆる「お鉢廻り」と言われます。天候によっては難しいこともございますが、富士山登頂記念の思い出の1つとして、ぜひ行って頂ければと存じます。

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ちなみに、頂上は八葉九尊という言葉があり、8つの岳に9柱の神様・仏様が宿る(8つの岳+大内院)と伝わっており、時代によっては神様仏様が違っていたりもします。

そのほか、頂上で湧出する霊水・金明水、銀明水や地名を持った場所もございます。頂上周辺については、奥宮・久須志神社で御朱印等をお受けした際に戴ける栞に記載されておりますので、そちらを御覧下さいませ。

頂上しおり11 頂上しおり22


最後に、山頂で見る御来光=日の出ですが、大きな場所としては見る場所が2か所あります。1つは最高峰である剣ヶ峰、1つは山頂東端=日の出にもっとも近い須走口山頂・久須志神社付近です。
そして、御来光に限らず、天気が良ければ山頂からいろんな壮大な景色を見ることが出来ます。
天候ばかりは運に絡むものですが、天気予報等で上手く調節すれば、見ることも十分可能であります。

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いかがでしたでしょうか?
富士山頂だけでも広く、散策するだけでも結構な時間を要します。
そのため、山小屋様に泊まる・時間配分をきっちり決めるなどの登山計画をしっかり立てた上での登山をお奨め致します。

今期もまだ半月余り残っております。申年御縁年である今年に登る方、また来年以降に機会を改めて登られる方の参考に少しでもなれば幸いでございます。


明日は、須走口の下山について御紹介させて頂きます。「」
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富士山東口本宮 冨士浅間神社

Author:富士山東口本宮 冨士浅間神社
桓武天皇の時代・延暦21(802)年、富士山東脚が噴火し、雷鳴・地震が終日止まず人々恐れおののいて仕事も手につかない日々が続いた。

依って国司郡司が人々の憂いを憐れみ、鎮火の祈願を行うために富士山東面・須走の地(現在の社地)に斎場を設け、祭事を行った。

すると、翌年4月初申の日に噴火がおさまった。そして、平城天皇の時代・大同2(807)年、その鎮火祭の跡地(現在の社地)に鎮火の御礼のため神を祀ったと伝える。

当社は、富士山須走口登山道の起点となる「富士山東口(=須走口)本宮 冨士浅間神社」である。
氏子を始め富士山を信仰する人達、富士山を登拝する人々の深い崇敬を集めている。

御祭神は、鎮火・子授・安産・子育の女神・木花咲耶姫命。
合わせて、大己貴命・彦火火出見命の2柱を祀る。

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